Top トピックス 迷いながら描く人生の地図|CCFメンバーnote

迷いながら描く人生の地図|CCFメンバーnote

1. 大学卒業後、どこに住むんだろう

ー やっぱり東京?
ー うーん、よくわかんないけど多分そうかな。
 
大学生活も3年目に突入しいよいよ就職活動が始まろうとするいま、自分が近い将来どこで暮らしていくのかはすごく切実な問題で自分の暮らしに直結する大事な選択なはずなのに、どこか自分で決めるものではないという感覚があります。
大手の本社は東京に多く、企業重視で就職先を選ぶ場合勤務地を選ぶ余地はほとんどなく、東京をはじめとする大都市圏に自動的に絞られていきます。
多分この先順調に就活が進んだ場合、私は東京に住むことになるだろうな。そう思う一方で、このことに対して何かが引っ掛かる。
何が引っ掛かるのだろう。
考えてみて、ふるさと広島に対する複雑な思いというのが浮かんできました。

2. 地元広島が、大好きなのに大嫌い!?

生まれも育ちも広島で大学入学を機に京都にお邪魔することになった私は、京都という土地はすごく好きだったのですが、家族と仲がよかったこともあり一回生の春夏はホームシックでよく泣いていたものです。

親離れができていなくて恥ずかしいですが、広島に想いを馳せたり、家族連れを見て羨ましく思ったりしていました。だからその分、帰省がすごく楽しみですごくワクワクする出来事だったんです。内心すごく心踊らせながら広島という地へ帰っていたんです。
ところがどっこい、いざ広島に着いてみるとなんとも言えない寂しさが胸に立ち込めてくるのです。
この寂しさの正体ははっきりとはわかりません。
広島がさびれて見えることに対する淋しさ。
どこまでいっても私の知ってる広島でしかない、急に押し寄せる現実感に対する虚しさ。
世界的観光地である京都と比べればそりゃあ広島は活気に劣るだろうし、住み慣れた地元に帰っているわけだからそりゃあ私のよく知る広島なわけです。
けれども、こんなこと言ったら怒られそうだけど、広島弁がどうしようもなくダサく聞こえてしまったり、中国地方でいくら頑張っても意味がないと思ってしまったり、あまりにも勝手だけれど広島に対して恥ずかしさや寂しさを感じてしまうのでした。
 
まるで反抗期なんです。
大前提広島のことは大好きで、広島のことを人にバカにされたら怒ると思います。ただ、地元という場所に対して大好きだけでは済まされない複雑な想いを抱いていることに、帰省を繰り返すうちに気付かされていきました。(もちろん、大好きな広島が活気のある輝く場所になってほしいという真っ直ぐな思いも持っていますが)
 
どんな立場だよというツッコミはさておき、もはや広島に対するおせっかいのようなものが私にはあります。就職活動で東京への就職を目前に迫られている今でも、実は私は広島から目を離すことができないでいるのだと思います。そして、就活で否応なく東京に住むことを選ぶことに抵抗感を感じる一因であるこの気持ちは、地元広島に対する愛だと思っています。

3. 何をして生きていくか、どこで生きていくか

置かれた場所で咲きなさいとはいうけれど、就活においては住む場所だって大事なファクターではないでしょうか。東京への就職を考えている一方でふるさと広島に執着心を持っている私にとって、今後の居住地を決断するこのタイミングで、CCFを通して地方創生について考えられるのはとてもいい機会だと思いました。広島に対して寂しいと感じる気持ちは地方創生に直結するものだし、両者は私の中で切り離せないものだからです。就活を控えている若者の皆さんには今一度自分が暮らす場所について考えてみてもらいたいです。そのきっかけとしてぜひCCFに参加してみてほしいと思っています。

CCF2026 学生実行委員副委員長 / 総務
日域遥花